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2015/04/22

手作りの温もり共有する場所に~m・soeur 青山にショールーム開設

fukuhara
エシカル日本

女性用ファッション・アクセサリーブランドのm.soeur(エムスール)はこのほど東京・青山にショールーム兼プレスルームを開設し、9日から12日に新作商品の展示会を開いた。ブライダルサロンの役割も兼ね備え、ウエディング用のヘッドドレスやイヤリング、ネックレスなどのアクセサリーの他、会場装飾も提案。顧客向けのワークショップも定期的に開催する。

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新設のショールームには、ラフィアの帽子や日傘、かごバッグなどの夏の新作が揃った。ウエディングで新たに加わったツタの葉を模したバレッタやネックレスなどのシリーズに加え、透明なびんの中に同社オリジナルの造花を飾りつけ、ふた部分にLEDライトを設置した人気のテーブルランプなども展示されている。

エムスールは、京都出身のアクセサリーブランド。綿の布地をパーツごとに成形し、人の手で造花に成形。それを用いたネックレスやピアスなどのアクセサリーを中心に展開し、野草や野花のような無造作な自然の中にある美しさを表現している。

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すべて手作業で作るため、一般的なブランドに比べて事業規模に対する社員数が多く、売り上げに対する利益の配分は少ないが、「指で編まないとこの風合いは出せない。手作りの温度感がお客さんにも伝わり、『安らぐ』との声もいただいている」と同社社長の佐藤正隆氏はいう。

ワークショップは午前から午後にかけて、昼食を挟み4時間行われる。通常は製品に使われる素材を使って、参加者が自らの感性でバングルとブーケを作るプログラム。「一緒に作る感覚や、一緒に作る時間を大事にしたい」と佐藤氏はいう。「前は2部制だったが、半日楽しめるほうが良いのではと」。ブランドの理念である「手作り」の体験を通じて、「お金で買えない価値を提供したい」と述べた。

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