エシカル日本 > 避難生活を想定  2日間生きるための防災セット
ニュース
2015/10/15

避難生活を想定  2日間生きるための防災セット

fukuhara
エシカル日本

 「まちかど防災」減災塾は、スマートスタイルジャパンと共同で【命を守る防災セットの決定版!社会福祉法人がつくる『きずな』セットを実現したい】プロジェクトの実現を目指し、このほどクラウドフファンディングサイト「Makuake」で運営資金の調達を開始した。来月27日まで支援を受け付ける。

 『きずなセット』は5年保存の水・食糧と非常用トイレ、エアマットレスなどをまとめたもので、災害時に2日間生きることを想定して開発された。阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災では内閣府「防災ボランティア活動検討会」メンバーで災害統括として現場指揮をした「まちかど防災」減災塾の水島重光塾長が監修した。

 避難所や会社には十分な防災品の備蓄がなく、避難所の体育館などで敷布団やマットレスなどが不足する場合が多い。トイレが使えなくなる場合もあり、災害発生時に不自由な避難生活を強いられる懸念がある。

 防災グッズに必要な物として、水と食料に注目が集まる一方でトイレや睡眠など、避難生活に役立つグッズの必要性が軽視されてきた。そうした実態から避難生活で「本当に役立つ」防災セットが必要と考えた。

今回、支援を求めるのは①4千円②8千円③1万2千円④1万5千円⑤3万円⑥4万5千円――の6つのコース(消費税・送料込み)。支援者には、支援額に応じて《空気で膨らむ高機能のアルミ軽暖マット》や《2日間どんな環境でも生き残るために開発された防災『きずな』セット》などのギフトが贈られる。

 1万5千円以上のコースで送られる『きずな』セットには、限定で空気で膨らむ特殊なアルミ箔フィルム製のアルミ軽暖マットが同梱されている。防災用や日常のマットレスとして、また万一の時に避難所に持ち込む寝具として利用できる。

https://www.makuake.com/project/kizuna/

Facebookで更新情報をチェック!

関連記事