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2016/01/08

「もったいない」が原動力~食品産業の環境対策で12社が受賞、29日に表彰式

fukuhara
エシカル日本

 「もったいない」の思いが、地球温暖化対策に取り組む原動力になる――。日本有機資源協会は、食品産業の省エネルギー対策を促進するための表彰制度、「第3回食品産業もったいない大賞」の受賞者を選定し、今月29日に東京都内で表彰式を行う。

 対象とするのは食品産業による「熱の有効利用」や「運送システムの効率化」、「食品ロスの削減」、「事業者間による連携」、「消費者と連携した取り組み」などの事業で、実施する企業や団体、個人を問わず広く表彰する。

 今回、もっとも優れた事例に与えられる農林水産大臣賞には、フィルム・シート製造の三井化学東セロが受賞。同社が製造・販売する「鮮度保持フィルム」の使用によって食品ロスを削減できるとした製品の性能が評価された。

 また農林水産省食料産業局長賞には味の素ゼネラルフーヅなど5社と1自治体(長野県松本市)が受賞。審査委員会委員長賞には西友など6社と学校(大分県立大分東高校)が受賞した。

 表彰式は29日13時に東京証券会館(東京都中央区)で開かれる。終了後に受賞者の事例発表会も行われる。申し込みは同協会ウェブサイト(http://www.jora.jp/mottainai3/index.html)から。 

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