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2016/10/18

社会を変えるコンビニ エシカルエリアの新提案

fukuhara
エシカル日本

 「rooms33」(主催・アッシュ・ペー・フランス)エシカルエリアで、新たに発表された新事業の一つが「エシカルコンビニ」だ。「あげたい、が見つかる『3分先』のコンビニ」をテーマに、独自にセレクトしたオーガニック食品や雑貨・日用品などを販売する。

 オーガニック食品をセレクトするのは、札幌市を拠点にオーガニック食材を企画・販売する「SOF」。これまでも坂口真生エシカルエリアディレクターが手掛けるカフェスペースの企画に協力しており、今回で3回目のコラボレーションとなる。

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 「コンビニは『便利に買える』ものを揃える。社会に還元し、便利に『あげられる』ものが3分先のコンビニにあったら社会が変わるのではと考えた」とSOF代表の大石リカ・デリシャス氏は話す。セレクトするのは、社会還元率の高い商品だ。

 今回陳列する商品は、弁当や青果など。弁当は前回のrooms32で誕生した「BENTO NIPPON」の企画によるもので、「オーガニックなまちづくり」を推進する千葉県木更津市の食材を使った。

 青果は北海道の女性農家によるオーガニック野菜。栄養価が高く、人気の「スーパーフード」も展開する。

 エシカルの概念には①オーガニック②フェアトレード③自然由来④寄付付き⑤伝統工芸⑥無駄の削減⑦リサイクル⑧産地支援⑨アニマル・フレンド――の9つがあり、これらにかかわる商品を取り扱う考えだ。

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 パッケージ展開により、「エシカルの普及」「ブランドの普及」「卸先の開拓」を狙う今回の企画。坂口氏は、エシカルエリアに出展するブランドの新たな販売先としてエシカルコンビニを提案する。商業施設やホテル、自治体などへの展開を目指す。

 「まずは2、3回ポップアップ(期間限定)で出展し、常設店を目指す」とはなす坂口氏。「将来的には、雑貨や日用品、本も展開したい」と今後の展開を語った。

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