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2015/09/14

名古屋市がフェアトレードタウンに!「環境デーなごや」でイベント開催

fukuhara
エシカル日本
 今月19日、名古屋市がフェアトレードタウン認定都市となる。同日に市内で開かれるイベント「環境デーなごや」で認定式と調印式が行われる。イベントではシンポジウムやファッションショー、フェアトレード・マルシェなどが予定されている
 
 
2015年 9月19日(土)ついに!!
『名古屋市がフェアトレードタウンに認定されます!』
 
○ 11:00〜12:00(名古屋市主催「環境デーなごや」久屋広場ステージ)
「地球を救う!笑顔を増やす!みんなでやろみゃあ!
フェアトレードタウン名古屋 認定式&シンポジウム!!」
名古屋市のフェアトレードタウン認定式と名古屋市長とFTNN代表との調印式。
 
○ 13:45〜14:30(「環境デーなごや」久屋広場ステージ)
「祝FTタウンなごや!原田さとみのフェアトレード・ファッションショー」
 
 
スタッフ(名古屋).JPG
名古屋市のフェアトレードタウンの合言葉は “みんなでやろみゃあ!フェアトレード!”
 
【愛知・名古屋の環境からフェアトレードまでの歩み】
 1999年、市民一人一人がゴミ分別とリサイクルに取り組むことで藤前干潟の自然環境を守り。
 2005年、自然の叡智がテーマの「愛・地球博」で世界で起きている環境問題の深刻さを知り。
 2010年「COP10生物多様性条約締約国会議」で地球規模での多様な命の尊いつながりを学び。
 2014年「ESD(持続可能な開発のための教育)ユネスコ世界会議」で、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育.     環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の様々な課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことに気づき。
 2015年、愛知万博10周年記念の今年は、世界の国々と国際交流を市村町で育くみ、地球規模の環境課題を地域に根ざして市民一人一人が地道に行動し、力を蓄えた節目の年。
 そして、2015年「国際フェアトレードタウン名古屋」の誕生で、地域と世界を、今と未来をつなぐ!“市民の長年の活動が実り、2015年9月19日、名古屋市はフェアトレードタウン認定都市となります。”
 
<フェアトレードタウンとは>
 「まちぐるみ」でフェアトレードを推進する都市のことです。市民、企業・商店、大学、学校、行政などが一体となってフェアトレードの輪を広げることで、不利な立場、弱い立場に置かれた途上国の生産者の人たちの自立や環境の保護保全に貢献します。
  この運動は2000年にイギリスで誕生して以来、今では世界23カ国に広がり、フェアトレードタウンの数も1600以上に達しています。その中には、ロンドンやパリ、ローマといった首都も含まれておりフェアトレードに関する国際会議が開かれています。今回の名古屋市のタウン認定は日本では熊本市に続く2都市目になります。
 
名古屋でのフェアトレードタウン運動は、
 途上国への国際支援活動と同時に、自分たちの足元を見つめ直すきっかけとなり、地元の課題解決にもつながっています。国内でも職人仕事が消え、小さな企業・商店が減り、自然の浄化作用を超えた廃棄物で山・森・川・海、自然の循環を壊しています。
 私たちは自然に対しても、地球に対しても、地域に対してもフェアでありたいとの思いから、フェアトレードの理念を広くとらえ、地域に根ざした、地産地消・地域活性化・地域貢献というフェア(公正)を目指します。地球からの自然の恵み、水・空気・土・光などに対しても、フェアに向き合い、美しい地球を未来に残せるように、私たちは「地球とのフェアトレード」を理念にフェアトレードを推進しています。
 
写真は今年5月の世界フェアトレードデーのイベントで、河村たかし市長とスタッフ
(フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)提供)
 
FTNNニュースリリースより一部抜粋し転載

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