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2015/05/21

捨て方もエシカルに~エシカルファッションカレッジ、積水など講座

fukuhara
エシカル日本

  毎年5月の第2土曜日は世界フェアトレード・デー。世界各地で様々な催しが行われる中、東京・世田谷区の世田谷ものづくり学校では、フェアトレードやオーガニックコットンなど、ファッションを通じてエシカル(倫理的)なものの見方を学ぶためのイベントが開かれた。

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 9日、10日の2日間にかけて開かれたのは、「エシカルファッションカレッジ2015」(主催・エシカルファッションカレッジ実行委員会)。さまざまな分野の講師を招き、ワークショップや体験学習などの講座を開催。ジーンズメーカー・Lee Japan取締役の細川秀和氏の呼びかけで昨年から実施されており、2回目の今回は2日間で1千500人以上が訪れた。
 10日午後に開かれたのは、対話型ワークショップ「エシカルな視点をもって暮らすヒント―日常のエシカルを見つけよう―」。細川氏の他、積水化学工業の山口乃理夫氏、廃棄物処理業者・ナカダイの中台澄之常務らが参加し、それぞれの専門分野を通じてできるエシカルな行動のヒントを探った。

 下水道の管更生事業を紹介した山口氏は、「水の捨て方」に言及し、「水には枯渇、汚染、遍在の問題がある。増水、浄化、節水、貯水の4つに取り組めば、最終的にはかなり大きな効果につながる」とヒントを提示。日常的に気を付けるべきこととして、中台氏は「物はなぜ捨てられるか。捨てるという行為そのものをジャッジしないといけない」などと述べた。

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